鹿児島県

鹿児島県の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

鹿児島 観光ガイド

鹿児島県の観光・旅行 Info

鹿児島県は、桜島や指宿温泉、世界遺産の屋久島など、多彩な自然と歴史を楽しめる地域です。以下に、エリア別におすすめの観光地をご紹介します。

鹿児島市周辺

桜島(さくらじま)

鹿児島のシンボルとも言える活火山。フェリーで簡単にアクセスでき、湯之平展望所や黒神埋没鳥居など、自然と火山の共存を感じられるスポットが点在します。

鹿児島市維新ふるさと館

明治維新の立役者・西郷隆盛や大久保利通の生涯を学べる歴史施設。維新ドラマの映像展示も人気です。

仙巌園(せんがんえん)

島津家の別邸で、庭園から望む桜島の景観が見事。御殿の内部見学や薩摩切子の工房体験もできます。

指宿エリア

指宿温泉(いぶすきおんせん)

砂むし風呂で有名な温泉地。体ごと砂に埋められる体験は、デトックス効果が期待できます。

知林ヶ島(ちりんがしま)

干潮時にだけ現れる砂の道「ちりりんロード」を歩いて渡れる神秘の無人島。恋人の聖地とも言われています。

屋久島(やくしま)

縄文杉

推定樹齢7200年ともいわれる巨大な屋久杉。トレッキングで往復10時間ほどの登山になりますが、一見の価値ありです。

白谷雲水峡

映画『もののけ姫』のモデルとされる苔むした森。初心者向けのハイキングコースも充実しており、神秘的な風景を楽しめます。

霧島エリア

霧島神宮

南九州の霊峰・霧島山の麓にある由緒ある神社。朱塗りの本殿と豊かな自然が調和した美しい空間です。

霧島温泉郷

湯けむり漂う山間に広がる温泉地。硫黄泉や炭酸水素塩泉など泉質も多彩で、湯めぐりが楽しめます。

南薩・種子島・奄美エリア

開聞岳(かいもんだけ)

薩摩富士」とも呼ばれる円錐形の美しい山。登山道も整備されており、登山者に人気のスポットです。

種子島宇宙センター

JAXAが運営する日本最大のロケット発射場。ロケット打ち上げ時には全国から観光客が集まります。

奄美大島

亜熱帯の豊かな自然と独自の文化が魅力の島。マングローブ原生林でのカヌー体験や、奄美黒糖焼酎の工場見学もおすすめです。

鹿児島県のグルメガイド

鹿児島県は、黒豚やさつま揚げ、焼酎など、個性的で風味豊かな食文化を持つ地域です。ここでは、鹿児島旅行で楽しめる名産品・ご当地グルメ・人気レストラン・お土産についてご紹介します。

名産品とローカルフード

黒豚料理

鹿児島黒豚は柔らかくて脂が甘く、しゃぶしゃぶやとんかつに最適。特に「黒豚しゃぶしゃぶ」は観光客に人気があります。

さつま揚げ

魚のすり身に野菜などを混ぜて揚げた鹿児島の定番惣菜。甘みのある味付けで、お酒のつまみにも最適です。

きびなご料理

新鮮なきびなごの刺身や天ぷら、酢味噌和えなど、鹿児島ならではの海の幸。美しい銀色の身が特徴です。

鶏飯(けいはん)

奄美地方の郷土料理で、鶏肉、錦糸卵、椎茸などの具材をごはんにのせ、鶏だしのスープをかけていただく一品です。

白熊(しろくま)

練乳たっぷりのかき氷に、色とりどりのフルーツや豆類をのせた鹿児島発祥のスイーツ。夏場には特に人気があります。

焼酎

芋焼酎の本場として知られる鹿児島県。白波、黒霧島、三岳などの銘柄が有名です。蔵元巡りも楽しめます。

人気レストラン

黒かつ亭(鹿児島市)

黒豚とんかつの専門店。肉厚でジューシーな黒豚とんかつが名物で、行列ができるほどの人気です。

天文館むじゃき(鹿児島市)

白熊かき氷の本家。観光名所・天文館にある老舗喫茶店で、様々なフレーバーの白熊が楽しめます。

いちにいさん(黒豚料理)

黒豚しゃぶしゃぶやせいろ蒸しなどを提供する人気店。黒酢を使ったつけダレも好評です。

海鮮浜焼き さつま乃湯(指宿)

温泉とセットで楽しめるレストラン。地元の魚介類を浜焼きスタイルで味わえます。

おすすめのお土産

薩摩蒸気屋の「かすたどん」

ふわふわのスポンジで濃厚なカスタードクリームを包んだ鹿児島銘菓。お土産として大人気です。

山川漬(やまがわづけ)

大根や人参、昆布などを発酵させた郷土の漬物で、焼酎との相性も抜群です。

薩摩切子

美しいカットガラス工芸。赤や青などの鮮やかな色ガラスが特徴で、伝統工芸品として高い評価を受けています。

黒酢製品

霧島市福山町は黒酢の名産地。壺仕込みのまろやかな黒酢を使ったドリンクや調味料が人気です。

奄美黒糖

自然な甘さとミネラル豊富な奄美諸島産の黒糖。お菓子や健康食品として持ち帰る人が多いです。

鹿児島県の季節の祭り・イベント

鹿児島県は、薩摩の歴史・自然・文化を感じられる多彩な祭りやイベントが一年を通して開催されています。地元の人々の情熱が込められた伝統行事や、自然と融合した特色ある祭典が魅力です。

春の祭り・イベント

妙円寺詣り(みょうえんじまいり)

毎年4月に開催。関ヶ原の戦いで敗れた島津義弘公を偲ぶ行事で、武士姿の参拝者が徒歩で妙円寺まで参詣します。鹿児島の誇る忠義の精神を感じられる祭りです。

鹿児島春まつり

鹿児島市の中央公園周辺で開催される春のイベント。花の展示や物産市、伝統芸能ステージなどで賑わいます。

夏の祭り・イベント

おはら祭(夏おはら)

「おはら節」に合わせて踊る鹿児島最大の伝統的盆踊り。本来は11月に開催されますが、夏には「夏おはら祭」として一部行事が開催されることもあります。

桜島火の島祭り

7月に桜島で行われるお祭り。ステージイベントやグルメ屋台、打ち上げ花火などがあり、桜島と夜空のコントラストが圧巻です。

霧島国分夏祭り

霧島市国分で行われる地域密着型の夏祭りで、郷土芸能やダンス、花火大会が楽しめます。

秋の祭り・イベント

おはら祭(11月)

鹿児島市最大級の市民参加型祭り。約2万人が「おはら節」に合わせて踊りながら中央通りを練り歩きます。活気あふれる様子が見ものです。

南九州市知覧 武家屋敷まつり

重要伝統的建造物群保存地区に指定された知覧の武家屋敷通りで開催。着物体験や竹灯籠など、歴史と文化を感じる演出が魅力です。

冬の祭り・イベント

指宿菜の花マラソン

1月に開催される日本最南端のフルマラソン大会。沿道には一足早く咲く菜の花が咲き誇り、ランナーを応援します。

いぶすき菜の花マーチ

ウォーキングイベントとしても人気で、冬に春の気配が感じられる爽快なイベントです。

特徴的な伝統行事・風習

六月灯(ろくがつどう)

6月から7月にかけて鹿児島県内各地の神社で開催される夏越しの大祭。色とりどりの提灯や露店が並び、地域ごとの風習が色濃く残る行事です。

流鏑馬(やぶさめ)神事(霧島神宮)

毎年9月に行われる馬に乗って矢を射る神事で、迫力ある伝統行事として人気があります。

ボゼ祭(悪石島)

十島村の悪石島で旧盆に開催。仮面をかぶった「ボゼ」が登場し、子どもや女性を追いかけ回すという独特の風習。無病息災を祈る秘祭として知られています。

鹿児島県の気温・天候

鹿児島県は九州南部に位置し、温暖で雨が多い亜熱帯性の気候を持っています。桜島や奄美群島など地形の変化に富んでおり、地域によっても気候差があります。以下では、春・梅雨・夏・秋・冬それぞれの気温や気象の特徴を紹介します。

春(3月〜5月)

気温と気候の特徴

春の鹿児島は徐々に暖かくなり、3月の平均気温は12℃前後、5月には20℃を超える日も多くなります。本土では桜の開花が3月下旬〜4月上旬、奄美地方ではさらに早まります。

特徴

空気は比較的乾燥しており、晴れた日が多いですが、春一番や黄砂の影響を受けることもあります。

梅雨(6月〜7月上旬)

気温と気候の特徴

梅雨の時期は高温多湿で、平均気温は23〜27℃程度。降水量は非常に多く、1日に100mmを超える大雨になることもあります。

特徴

鹿児島は全国的にも梅雨入り・梅雨明けが早く、災害級の豪雨や土砂災害の危険性があります。観光時は天気予報と警報に注意しましょう。

夏(7月中旬〜9月)

気温と気候の特徴

夏は真夏日(30℃以上)や熱帯夜が続き、特に7月下旬〜8月中旬が暑さのピークです。平均気温は30℃前後で、体感温度はさらに高くなります。

特徴

強い日差しと高湿度に加え、台風の接近が多い時期です。特に南西諸島や奄美地域では風雨による交通機関の影響も大きいため注意が必要です。

秋(10月〜11月)

気温と気候の特徴

秋になると気温が下がり始め、10月は25℃前後、11月は15〜20℃程度になります。空気も乾燥し、晴天の日が多い穏やかな季節です。

特徴

観光やイベントに最適な季節で、紅葉や農作物の収穫を楽しめます。台風は9月ごろまでが中心ですが、10月でもまれに接近することがあります。

冬(12月〜2月)

気温と気候の特徴

鹿児島の冬は比較的温暖で、平均気温は10℃前後。沿岸部では雪はほとんど降りませんが、内陸部や山間部ではまれに積雪することもあります。

特徴

冬でも晴れた日が多く、南国ならではの穏やかな冬を楽しめます。奄美群島では冬でも気温が15〜20℃ほどあり、海沿いでは暖かく感じられる日も多いです。

雨と台風の特徴

年間降水量と傾向

鹿児島県は年間降水量が全国平均を上回っており、特に梅雨と台風シーズン(6月〜9月)に集中します。奄美地方では年間3000mmを超える降水量になる年もあります。

台風の影響

鹿児島は台風の通り道に位置しており、毎年数回の接近があります。離島部では特に影響が大きく、船や飛行機の欠航が頻繁に発生します。

鹿児島県へのアクセス

鹿児島県は本州・九州・沖縄と南西諸島の結節点に位置し、鉄道、空路、海路、道路の各種交通機関が充実しています。観光や離島への移動にも便利なアクセス手段が整っています。

本土へのアクセス

航空アクセス

鹿児島空港(霧島市)は鹿児島県の主要空港で、以下のような路線があります。

鉄道アクセス

九州新幹線が通っており、鹿児島中央駅まで以下のような所要時間でアクセス可能です。

高速道路・バス

九州自動車道が熊本・福岡方面と接続しており、長距離高速バスも多数運行しています。

鹿児島県内の移動・離島へのアクセス

本土内の交通手段

離島へのアクセス(空路)

鹿児島空港や鹿児島市の離島ターミナルから、以下のような離島へ空路が整備されています。

離島へのアクセス(海路)

鹿児島新港・南埠頭・谷山港などから各離島へフェリーや高速船が運航しています。

注意点

離島航路は天候や海況の影響を受けやすく、欠航することもあります。事前の運航情報の確認が重要です。

周辺地域へのアクセス

熊本・宮崎方面

高速道路やJR特急でアクセス可能です。

沖縄方面

飛行機で鹿児島空港から那覇空港へ約1時間30分のフライトがあります。与論島から那覇へフェリーでのアクセスも可能です。

鹿児島県の移動手段

鹿児島県は本土と多くの離島から成り立つ広域な県であり、地域内の移動手段も多様です。都市部の公共交通、レンタカー、フェリー、飛行機などを組み合わせて移動するのが一般的です。

本土(鹿児島市周辺・指宿・霧島など)の移動手段

鹿児島市内の公共交通

鹿児島市電(路面電車)は市内観光に便利で、鹿児島中央駅・天文館・水族館口などを結びます。乗り放題の「一日乗車券」もあります。

鹿児島交通・南国交通などの路線バスも市内・郊外へ網目のように運行されており、天文館や鹿児島中央駅から多方面へ行くことができます。

JR・私鉄の利用

レンタカー

鹿児島本土の観光地は自然豊かな場所が多いため、レンタカーの利用が非常に便利です。空港や駅周辺には多数のレンタカー会社があります。

フェリー・桜島フェリー

鹿児島港〜桜島フェリーで約15分。日中は約10〜15分間隔で運航しており、市民の足としても利用されています。

離島(屋久島・種子島・奄美群島など)での移動手段

屋久島・種子島

奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島・与論島など

フェリー・高速船での島間移動

主要フェリー航路

注意点

海路は天候による欠航リスクがあるため、事前の確認が重要です。特に台風時期(7〜9月)は注意が必要です。

観光に便利な交通パス・チケット

市内一日乗車券(市電・市バス)

市電・市バス・桜島フェリーなどが乗り放題の「CUTE(キュート)」パスがあり、観光に便利です。

観光タクシー・定期観光バス

鹿児島市内や指宿・霧島などで運行されており、ガイド付きで効率的に回れる手段です。

鹿児島県の観光コース

鹿児島県は本土・離島を含む多彩な自然と歴史、文化に彩られた地域です。ここではエリア別に観光コースを紹介します。旅行日数や目的に合わせて組み合わせてください。

1日コース:鹿児島市内と桜島を満喫

午前:市内観光

昼食

天文館で黒豚とんかつ白熊(氷菓子)を味わいましょう。

午後:桜島へ

夕方〜夜

フェリーで鹿児島市内に戻り、温泉や地元居酒屋でくつろぎましょう。

2日コース:指宿温泉と開聞岳

1日目:鹿児島市内から指宿へ

2日目:開聞岳と知覧

3日コース:霧島・桜島・市内を巡る

1日目:霧島温泉郷と神話の地

2日目:霧島の自然と歴史

3日目:鹿児島市内観光と桜島

離島編:屋久島・種子島・奄美大島など

屋久島 2〜3日コース

種子島 1〜2日コース

奄美大島 2〜3日コース

鹿児島県