大浜海浜公園は、鹿児島県奄美大島中部の奄美市に位置する公園です。奄美群島国立公園(旧奄美群島国定公園)内にあり、豊かな自然と美しい景観で知られています。
大浜海浜公園は、海水浴場として利用される砂浜海岸、隣接する芝生庭園、奄美海洋展示館(水族館)、キャンプ場などから構成されています。奄美市の市街地から自動車で約20分とアクセスも良く、特に美しい夕陽を眺められるスポットとして人気の観光地です。しかし、市街地からの一般の路線バスは通っていないため、訪問の際は自家用車の利用が便利です。
大浜海浜公園内には奄美海洋展示館があり、奄美の海に生息する多様な生物を観察することができます。地元の海洋生物や環境について学べる教育的な施設としても人気があります。
公園内にはキャンプ場もあり、自然の中でアウトドアを楽しむことができます。家族連れやグループでのキャンプに最適な設備が整っています。
大浜海浜公園の隣接地には、2006年12月に健康体験交流施設「タラソ奄美の竜宮」が開館しました。この施設では、海洋療法を取り入れた健康増進プログラムを体験することができ、観光客や地元住民に親しまれていました。しかし、残念ながら2023年6月からは休館となっています。
大浜海浜公園は、その美しさと清潔さから様々な賞を受賞しています。
公園は外海に面しており、浜辺からすぐに大人の背以上の水深になることが多く、波が高い日もあります。そのため、泳ぎが得意でない方や小さなお子様連れの場合は、波の穏やかな土盛海岸などの利用を検討することをおすすめします。
大浜海浜公園での海水浴やレジャーを楽しむ際は、海のコンディションに注意してください。外海に面しているため、波が高くなることがあるので、特に小さなお子様や泳ぎが苦手な方は無理をせず、安全第一で行動してください。
大浜海浜公園は美しい自然が魅力ですが、その美しさを守るためにも、訪問時はゴミの持ち帰りや環境に配慮した行動を心がけてください。また、日差しが強いことが多いので、日焼け止めや帽子、飲み物の持参もお忘れなく。
公共交通機関を利用する場合、しまバスの「こしゅく(小宿)第1公園」停留所で下車し、鹿児島県道79号名瀬瀬戸内線の坂道を上り、峠を越えて約40分の徒歩が必要です。車を利用する場合、奄美市中心部から約20分で到着します。