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あく巻(きな粉付)

(あくまき きなこつき)

もち米を灰汁に漬けて竹皮に包み炊いた伝統菓子

鹿児島で「ちまき」と呼ばれ、端午の節句の時に家庭でも手作りされるお菓子。一晩灰汁(あく)に漬けたもち米を、竹皮に包んで4時間ほど煮たもの。一般的なちまきのようにあんは入ってないので、きなこをかけて食べる。もちもちしたした食感ときなこの風味がくせになるおいしさ。家庭では端午の節句に作られる。灰汁で煮るアルカリ食品でもあり、ミネラルもたっぷり含まれ、竹の皮に包まれた独特の風味と香りを味わえる。明治44年の創業の老舗の和菓子屋「御菓子司 大黒屋」では、さつま芋や落花生など郷土の名産物を使い、純粋な木炭の灰を使って作った竹の皮に包まれた「あくまき」や「かるかん」などの伝統菓子と、洋菓子を取り入れて、和と洋の創作菓子を手作りしている。

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あく巻(きな粉付)
(あくまき きなこつき)
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