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種子島ゴールド(紫芋)

(たねがしま むらさきいも)

見た目はゴールド、中身は紫!実は、甘みたっぷりのさつまいも

白っぽい外見からは想像できないほど、中身は鮮やかな紫色をした紫いもの一種。糖度が高く、紫いもの中ではもっとも味が良いといわれている。さらに、食物繊維やビタミン、抗酸化物質として知られるアントシアニンも豊富に含み、健康志向の人からも人気が高い。栽培が難しく収穫量も少ないことから高級品といわれる“種子島ゴールド”。豊かな甘みとホクホクとした食感が楽しめる、焼きいもやふかしいもにして味わうがおすすめ。

旬 10月 11月 12月 1月

種子島ゴールドは、見た目は黄色みのある白い皮を持ち、中身は鮮やかな紫色が特徴です。火を通すとさらに色鮮やかになります。収穫は10月中旬から始まり、11月以降になると甘みや紫色が増して美味しさが増します。収穫後2〜3週間経ったものが一番美味しいとされていますが、保存期間は収穫後約2か月ほどです。そのため、食べ頃を見極めて食べるのが大切です。

味わいは特に良く、ホクホクとした食感が特徴です。男性にも好まれるおやつとして人気があります。甘さは他のサツマイモと同様で、焼き芋やふかし芋、スイートポテトなど、様々な料理に利用されます。地元の酒造メーカーでは、焼酎の原料としても使用され、スッキリとした味わいと香りが人気です。

最近では、健康志向が高まり、ゴールドに含まれるアントシアニンや食物繊維、ビタミンCなどの栄養素が注目されています。アントシアニンは肝機能の向上や目の健康に良いとされ、健康意識の高い人々に支持されています。また、カリウムやヤラピンなどの成分も含まれており、むくみや高血圧などに効果が期待されています。

種子島ゴールドは一般的な紫芋とは異なり、非常に甘いと言われています。また、アントシアニンも豊富に含まれています。この品種は、種子島での栽培が他のサツマイモと比べて難しく、土壌管理などによって味が変化しやすいとされています。イモの大きさに関しても、大きく育てると割れやすく、小さいと筋が多くなりやすいため、栽培には慎重さが求められます。そのため、同じ面積で栽培しても通常の約4割から5割程度の収量しか得られず、希少な品種として位置付けられています。

Information

名称
種子島ゴールド(紫芋)
(たねがしま むらさきいも)

種子島

鹿児島県