生産量全国上位のとびうお。 種子島、屋久島では「トッピー」と呼び、毎年漁期前に豊漁を祈る「とびうお招き」の風習が現在も残っている。昔から干物や高級すり身として親しまれており、すり身は白身で肉がしまって美味。脂肪が少なくたんぱく質が多い。とびうおはマグロやカツオなどの大型魚に襲われると尾ビレで海面を叩いて空中に飛び上がり、胸ビレを広げてグライダーのように滑空する。暖海域に生息し、佐多、屋久島、沖永良部島、与論島で主に漁獲される。大きな眼が真っ黒で、背が青く、腹が銀色に光っているものが新鮮。
旬 3月 4月 5月