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からいも飴

(唐芋 あめ)

本場のさつまいもをふんだんに使用!ソフトな食感がクセになる

さつまいもは、鹿児島で「唐の国のいも」という意味で「からいも」と呼ばれており、鹿児島の温暖な気候と火山灰土壌に適した作物だ。そのサツマイモから作られる「からいもあめ」は、鹿児島のふるさと産品として昔から親しまれており、農家の庭先でサツマイモを利用して作られる。煮た(または蒸した)さつまいもに麦芽を加えて糖化し、その糖化液を直火釜で煮詰める(これを「からいも水飴」という)、これをさらに煮詰めて、場合によってはゴマを加え、冷却後に飴引きをして成形したものを、「からいもあめ」という。ソフトな食感が人気。

飴の歴史は古く、平安・鎌倉時代から商品化されていた。明治19年に創業した冨士屋製菓は、黒糖飴やフルーツ飴など伝統の製法で飴を作っている。鹿児島産のサツマイモのみを使用し、100余年の変わらない麦芽製法で直火釜でじっくり炊き上げて作る「からいも飴」は、昔から多くの人に親しまれてきた看板商品。麦芽製法とは、煮たさつまいもに麦芽を加えて糖化させ糖化液を直火釜で煮詰めて、さつま芋水飴ができる。直火釜で炊き上げるため、サツマイモの天然のまろやかな甘味とコクを引き出している。

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からいも飴
(唐芋 あめ)
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