実えんどうは、グリーンピースとも呼ばれ、鮮やかな緑色で甘みがある。さやからむいたばかりの新しいものを炊き込みご飯にすると特に美味だが、他の料理の彩りに使われることも多い。ゆでたものは、サラダ、和え物、いため物に添え、裏ごししたものはスープ等にも。生のものは風味を生かすため、長時間加熱しないよう注意。鹿児島の実えんどうは、温暖な気候を活かして冬でも露地栽培される。立地条件を生かした栽培により11月から4月まで長期間出荷でき、他産地に先駆けて消費者に届けている。南国の太陽を一杯浴びた鹿児島産実えんどうは、ビタミンA、B1、B2、Cやリン、タンパク質、糖分、ミネラルなどを含み、豆類の中でも栄養バランスが良い。