馬場製菓の薩摩きんつばは、鹿児島産の本葛を使用し、黄金いも、隼人いも、紫いも、安納いもという4種類のサツマイモを楽しむことができる。熟練した菓子職人が、さつまいもを丹念に練り上げ、四角い型にして手焼きし、本場のさつまいもから作られた手焼き菓子。自然の甘みを感じる素朴で優しい味わいで、幅広い年齢層に人気がある。添加物を一切使用しないという安全面への気遣いも嬉しい。数々のコンクールや大会で賞の受賞経験があり、鹿児島県が全国に誇る伝統銘菓だ。
1910年に屋久島で創業した馬場製菓は、屋久島に根ざしたお菓子作りに取り組んでいる。1973年より鹿児島の特産品であるさつま芋を使用した薩摩きんつばを製造。
きんつばは、和菓子の一種で、寒天を用いて粒餡を四角く固め、熱した銅板上で一面ずつ焼いて作られます。本来のきんつばは、小麦粉を水でこねて薄く伸ばした生地で餡を包み、円く平らに形を整え、油を引いた平鍋で両面と側面を焼いたものです。薩摩きんつばは、サツマイモで作った芋餡を包んだり、四角く切った芋ようかんの各面に生地を付けて焼いたりしています。